須崎市海のまちプロジェクトの第1弾として、JR土讃線須崎駅が「海のまち須崎駅」として生まれ変わりました。
須崎駅は、“高知県国鉄発祥の地”です。
1924(大正13)年3月30日、土讃線の前身、高知線の須崎~日下(日高村)間が初めて開通します。鉄道が高知駅まで延びたのは、その約5カ月後。当時の須崎は、交通の要として多くの人々が行き交っていました。
今回のリノベーションでは、そんな歴史ある須崎駅を、ヨーロッパアンティークの素材を用いた家具や空間づくりを手掛ける「ロンドンクラシック」の監修の下、世界鉄道の発祥の地である英国風のファンタスティックな駅舎に改装しました。
歴史を感じさせるホームの趣はそのままに。象徴的な三角屋根の駅舎は、船や錨(いかり)、フクロウなどたくさんのオブジェで飾られ、英国を象徴する色「ロイヤルブルー」も随所に散りばめられています。
駅前のロータリーには、新たなシンボルとなる高さ7メートルのヤポンの木。こちらは、植物の生命力を生かしたオブジェの制作などを手掛ける「花一春園」によるものです。
年末年始の期間には、1万球のLEDライトで飾り付け、「スターライトイルミネーション」を開催しました。(点灯式の様子はこちら)
須崎駅は、プロジェクトにおいて「エントランスエリア」に位置付けられた海のまちの玄関口です。生まれ変わった駅を、ぜひ訪れてみて下さい。