事業の継続性確保

南海大地震を想定した天災リスクにもアプローチします。

● 強耐震性能「春野第1センター」

春野第1センターは、県民の財産そのものと言えるお客様の取引や情報を守るため、南海大地震などの特別災害による天災リスクを想定し、構想から22年の歳月をかけて構築しました。自然に囲まれた美しい本部ビルは、地下4階・地上5階。シェルター方式強耐震性能を備えた最深層部に電算センターを備え、お客様の取引や情報をしっかりとガードしています。 想定マグニチュードは8.7、並列コンピュータが設置されるセンターの心臓部は、基礎部分を岩盤と一体の剛構造としたほか、高強度コンクリートを用いて底盤厚2.3m・壁厚1m程度とし、原子力施設並みの耐震安全性を確保しています。

● 第4次オンラインシステム

当金庫は、「第4次オンラインシステム」を構築し、基幹系システムを強化しました。「超高速ホットスタンバイ」を搭載し、障害に強いシステム構成としたほか、システムの更新により処理能力が一段と向上しました。情報量・取引量の増加に対応することで、お取引の安全性と利便性を一層追求して参ります。

● 特別災害復興積立金

大規模災害においても迅速に企業再生が図れるよう「特別災害復興積立金」を創設し、目標額の100億円を平成16年度に積立完了しました。 当金庫は、究極事態にあっても当金庫の社会使命である「金融サービス」を県民各層に提供できるよう企業努力を積み重ね、天災リスクにも最大限に耐え得る金融機関の構築を目指します。