地域通貨「ジモッペイ」
地域通貨「ジモッペイ」
高知信用金庫(理事長・山﨑久留美)は、高知に特化したデジタル地域通貨「ジモッペイ」を開発いたしました。ジモッペイはQRコードとスマートフォンで決済できる独自の地域通貨です。11月20日から加盟店募集を始め、2024年3月にサービスを開始する予定です(「資金決済に関する法律」に基づき登録申請中)。10月31日には高知市内でカンファレンスを開催し、多くの自治体関係者、事業者の方々にご出席いただきました。
低廉な手数料で
地域の商いを守る
日本国内のキャッシュレス決済は急速に増え続け、2022 年には111兆円に上りました。これは民間最終消費支出の36%に当たります(経済産業省調べ)。「デジタル化」へのハードルが高い小規模事業者にとってもキャッシュレス決済への対応は急務であり、ジモトの経済圏を活性化するため、デジタル地域通貨を開発するに至りました。
ジモッペイの特長
また、近年、キャッシュレス決済の急増で事業者の手数料負担が増え、地域の商いの圧迫要因となっています。そこで、ジモッペイは地域内での決済を低廉な手数料で支えます。導入費用・月額基本料金・決済手数料は0円。指定口座への払戻し手数料は、払戻し金額の0.8%と低く抑えています。それだけでなく、「加盟店手数料チャレンジ」として、当金庫口座連携加盟店は、半月の払戻し金額500万円まで払い戻し手数料を0%といたしました。
導入支援
手数料支援
手数料チャレンジ制度
さらに、半月ごとの自動精算・自動払い戻しで資金繰りの円滑化にも貢献し、地域の商いを守ります。
概要説明
自治体事業との連携も
ジモッペイは、行政DXにも貢献します。プレミアム付商品券事業の展開や福祉・地域活性のポイント事業もデジタル(ペーパーレス)で可能に。加えて、ふるさと納税ポイント事業、税公金納付などへの対応も順次進めていく予定です。
プレミアム付き商品券
ポイント事業
ポイント事業
納付金事業
ふるさと納税
開発はフィノバレーと
ジモッペイの開発は、全国各地でデジタル地域通貨を展開しているフィノバレーと行いました。フィノバレー代表取締役社長、川田修平氏は6月から当金庫の非常勤理事を務めており、自身も家族と共に高知へ移住しています。カンファレンスでは、デジタル地域通貨を活用したさまざまな事例やその可能性などを発表いたしました。
活用事例説明
高知県内の市町村長の皆さん
からも期待の声
カンファレンスの締めくくりでは、ご出席いただいた高知県内の市町村長の皆さんにご登壇いただき、ジモッペイに寄せる期待を語っていただきました。
市町村長の皆様
エッジリッチエコシステムを
目指して
高知に役立つ人財を創り、高知に利益となる仕組みを創り、社会に役立つ存在となる。これが、山本正男終身名誉会長の教えであり、当金庫の社会的使命です。私たちは創業100 周年記念事業の一環としてさまざまな事業に取り組んで参りました。
市町村長の皆様
デジタル地域通貨ジモッペイは、地域事業者の皆様方への貢献策として、高知県全域で利用可能なデジタル通貨、高知県全市町村に貢献できる行政DXインフラを目指し、地域の方々が笑顔になる、ジモトのためのエコシステムを創りたいと願っております。
事業者の登録は11月20日に始まり、2024年3月よりサービス提供を開始する予定です。事業者の皆様方におかれましては、ジモッペイをぜひご活用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
市町村長の皆様