高知の豊かな食材・食文化を、地元メディアの総力取材と「エンタメ化」によってブランド化する「高知美食学プロジェクト」の発表会を、9月26日に高知市内で開催いたしました。 |
本プロジェクトは、当金庫の創業100周年記念事業の一つです。高知県、高知市と連携協定を結び、県内市町村、高等教育機関、地元メディアなど、さまざまな方々にご参画いただきながら、高知の食に関するコンテンツ制作・情報発信により、高知の食を磨く知的なブランドストーリーを開発し、地域産業の振興と県域全体の活性化を図ることを目的としております。 |
プロジェクトは3本柱です。 |
「高知美食百選」では、高知県民が未来に語り継ぎたい食材や食文化を100品目選びます。各自治体や専門家にヒアリングを重ねて候補を選抜。県民投票も開催予定です。 |
テレビ番組「奇跡の美食学 ネイチャーワールド高知」は地元メディアの総力取材で制作。地元3局でリレー放送する業界初の試みです。高知の食はなぜ価値があり、おいしいのか。その背景を地理、土壌、風土、栄養、うま味などから解析します。 |
ウェブサイト「土佐めし帖」では、百選の食材・食文化について分かりやすく、楽しく知ることができる食の情報プラットフォームを構築します。坂本龍馬やジョン万次郎、乙女姉やんなどのアニメキャラクターが高知の食材について楽しくレポートします。 |
発表会の冒頭、当金庫の山﨑久留美理事長がプロジェクトのはじまりについて語りました。 「コロナ禍で事業者の皆さまが苦労される中、商流創造、観光に役立ち、県内全域にわたって貢献できる取り組みを考えていたところ、出会った県外の方々が高知の食を『おいしい』『面白い』『すごい』と言ってくれました。私たちが当たり前だと思っている高知の豊かな自然、海、山、川こそが宝であり、高知は食の秘境、地球に奇跡的に存在した食のガラパゴスという価値があると考えるようになりました」 |
「そして、服部学園の服部幸應理事長・校長には食育の大切さを、高知大学の受田浩之副学長からは食科学やIoT農業、高知の養殖のすごさを、櫻井克年学長からは土壌の重要性を教えていただき、インテリジェントを加えて高知全域のPR、情報発信に資する『高知美食学プロジェクト』の構想ができ上がっていきました」 |
「高知のメディアの皆さんの総力取材に加え、東京のテレビ制作会社『ウッドオフィス』、高知初のアニメ制作スタジオ『スタジオエイトカラーズ』のクリエイターの皆さまの情熱的な活動に支えられ、高知の良さがギュッと詰まった映像に仕上がりました。ぜひご視聴いただき、各地でご活用いただけたらうれしく思います」 |
濵田省司知事からは「新たな観光資源の発掘につながると期待しています。個性豊かな食がさまざまな視点で発掘されて、広く発信される。私自身、楽しみです」と期待のメッセージを寄せていただきました。 |
地元メディアが総力を挙げて取材した「奇跡の美食学 ネイチャーワールド高知」は10月7日より毎週土曜の午後、1年間にわたって民放3局が順番に放送します。 |
10月7日 16:54 - 17:24 テレビ高知(6ch) |
「奇跡の美食学 カツオ(前編)」「服部幸應の蔵で逢いましょう 土佐酒とは」 |
10月14日 16:30 - 17:00 高知さんさんテレビ(8ch) |
「奇跡の美食学 カツオ(後編)」「そーなんだ! なるほど探検隊 練り物」 |
10月21日 16:30 - 17:00 高知放送(4ch) |
「奇跡の美食学 カツオ(後編)」「そーなんだ! なるほど探検隊 練り物」 |
以降も毎週土曜の午後にリレー放送していきます。プロジェクトの進捗については今後も順次発表していく予定です。ご期待ください。 |
番組ウェブサイトはコチラ |
高知の豊かな食材・食文化を、地元メディアの総力取材と「エンタメ化」によってブランド化する「高知美食学プロジェクト」の発表会において、高知県民が未来に語り継ぎたい食材や食文化を選抜する「高知美食百選」のうち、25品目を先行発表いたしました。 選ばれたのは、カツオやユズ、土佐酒など高知を代表する食材の数々。残りの75品目は県民投票などを経て、2024年6月に発表する予定です。 |
これまでに各市町村の皆さまにご協力を賜り、多くの「食の情報」をお寄せいただきました。これらの情報を基礎として、食や観光、情報発信の専門家で構成する「選考委員会」において、100品目を選定していきます。 |
残りの75品目は県民投票や地元の生産者らが集まるブロック会議なども実施しながら、選考委員会を経て決定し、2024年6月に発表する予定です。選ばれた品目については、テレビ番組「奇跡の美食学 ネイチャーワールド高知」で特集するほか、「土佐めし帖」でも取り上げていきます。 |
高知自慢の食材と高知が誇る「土佐酒」のマリアージュを、ソムリエ・田崎真也氏監修の下、ご出席の皆さまに提供いたしました。 1品目はやはりカツオから。「鰹のカルパッチョ柚子香る和のフレッシュハーブソースで」には、佐川町・司牡丹酒造の「司牡丹 永田農法純米吟醸酒」を合わせました。カツオに添えたマヨネーズと日本酒の相性が抜群です。 |
2品目は「高知の田舎寿司」。こちらはオリーブオイルとの意外な組み合わせ。酔鯨酒造の「純米吟醸 高育54号(吟の夢)」と一緒に。 |
3品目は「金目鯛と川海老入りムースのハーモニー室戸海洋深層水青海苔ソースで」。クリーミーな料理には濱川商店の「美丈夫 特別純米」を。 |
4品目は「土佐和牛サーロインのグリル生姜ソース地野菜と土佐しし唐のチーズ詰めフリット添え」。肉の脂には、古酒独特の風合いがぴったりです。松尾酒造「松翁 大吟醸 古酒」と。 |
デザート「土佐茶のガトーとフルーツのハーモニー碁石茶アイスクリーム添え 丸ごと土佐」には、微発泡と優しい甘味が特徴の亀泉酒造「亀泉 CEL-24 純米吟醸活性うすにごり生原酒」を組み合わせました。 |
土佐の食と土佐酒とのマリアージュは、服部学園の服部幸應校長も開発中。「奇跡の美食学 ネイチャーワールド高知」のコーナー「服部幸應の蔵で逢いましょう」では、服部幸應先生が高知にある18の蔵を巡り、その土地の食材と最高のマリアージュを提案します。 高知の食の魅力が広がる「マリアージュ」を今後もお楽しみに。 |
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