第１条 総則
本規約は、高知信用金庫（以下「当金庫」といいます。）が発行する本規約第2条第7号に定める「ジモッコイン」ならびに本規約第２条第８号に定める「ジモッポイント」の利用に関するサービスである「地域通貨ジモッペイ」（以下「ジモッペイ」といいます。）につき、その利用にあたって適用される利用条件について定めるものです。ジモッペイを利用する場合、本規約の内容を十分に理解し、本規約にご同意いただいた上で、第2条第4号に定めるジモッペイアカウントを開設し、ジモッペイをご利用いただくものとします。
第２条 定義
本規約において使用する用語の定義は、以下のとおりとします。なお、本規約内で別途定義される場合があります。
１．「地域通貨ジモッペイ」とは、当金庫が提供する電子マネーによる対象商品等の代金決済等に係るサービスをいいます。
２．「加盟店」とは、ジモッペイによる決済を受け入れる、当金庫との間で当金庫所定の加盟店契約を締結している者をいいます。
３．「加盟店店舗」とは、加盟店が運営する店舗であって、加盟店が当金庫に届け出て当金庫の承認を得たものをいいます。
４．「ジモッペイアカウント」とは、当金庫所定の手続を経て開設される、ジモッペイにおいて利用者に割り当てられた固有のアカウントをいいます。
５．「ジモッペイアカウント保有者」とは、ジモッペイアカウントを保有する利用者をいいます。
６．「ジモッペイアカウント保有者関係者」とは、ジモッペイアカウント保有者の配偶者、二親等以内の親族、同居の親族、その他の同居人、家事使用人又はジモッペイアカウント保有者の許可に基づき当該ジモッペイアカウント保有者の端末を使用する者をいいます。
７．「ジモッコイン」とは、当金庫が発行する、ジモッペイアカウント保有者のジモッペイアカウントにおいて保有され、ジモッペイアカウント保有者が加盟店で商品やサービス等の代金等の決済のために使用することができる電子マネーをいいます。なお、ジモッコインの1コインは1円に相当します。
８．「ジモッポイント」とは、当金庫が指定するサービスにかかる景品若しくは特典として、又はジモッペイにかかる対象商品等の代金決済その他当金庫若しくは加盟店が別途定める特定の行為に対する景品若しくは特典として、当金庫がジモッペイアカウント保有者に付与するポイントをいいます。なお、ジモッポイントの１ポイントは１円に相当します。
９．「対象商品等」とは、加盟店店舗において販売される商品及び提供されるサービス等のうち、ジモッペイによる決済が認められたものをいいます。
第２章 地域通貨ジモッペイの利用について
第３条 ジモッペイアカウント
１．ジモッペイは、日本の通信キャリア又はWi-Fiが利用できる端末向けサービスです。これ以外の端末でのご利用は原則としてできません。なお、ジモッペイをご利用できない機種端末もあります。
２．ジモッペイにおいて、ジモッペイアカウント保有者が登録する情報は、すべて真正かつ正確な情報でなくてはなりません。また、登録された情報に変更があった場合、ジモッペイアカウント保有者は、第28条に従い、速やかにこれを変更後の内容に修正しなければなりません。
３．ジモッペイに関する一切の権利は、ジモッペイアカウント保有者に一身専属的に帰属します。ジモッペイアカウント保有者は、これらの権利を第三者に譲渡、貸与又は相続させることはできません。
第４条 ジモッペイアカウントの開設等
１．ジモッペイを利用しようとする者は、当金庫所定の方法によりジモッペイアカウントを開設し、ジモッペイアカウント保有者となる必要があります。なお、一人が同時に複数のジモッペイアカウントを保有することはできないものとします。
２．当金庫は、前項のジモッペイアカウントの開設を承認する場合、当該申請者をジモッペイアカウント保有者と認め、当金庫所定の方法により、ジモッペイを提供するための当金庫システム（第17条に定義します。）にジモッペイアカウントを開設します。
３．当金庫は、当金庫の裁量により、ジモッペイアカウントの開設を承認しないことができます。この場合、ジモッペイアカウントの開設の承認申請を行った者に対し不承認の理由の説明その他何らの義務及び責任を負いません。
４．第2項に基づきジモッペイアカウント保有者となった者は、ジモッペイアカウントの開設の際に入力したメールアドレスやパスワード等を厳格に管理し、第三者その他のアカウントにアクセスする正当な権限を有さない者にこれを利用させてはならず、かつ、その盗用その他の不正利用を防止する措置を自らの責任において行うものとします。
５．未成年者がジモッペイアカウントを開設するためには、ジモッペイアカウントを開設すること及び本規約に従ってジモッペイを利用し、ジモッコインの購入その他一切の処分行為を行うことについて、事前に親権者の包括的な同意を得るものとします。当該未成年者は、当金庫から親権者に対し、同意の確認の連絡をする場合があることにあらかじめ同意するものとします。
６．当金庫が受信したパスワードにつき当金庫所定の照合を行い、正しいものと確認して取り扱った場合、当該確認後ログアウトまでの一連の通信はすべてジモッペイアカウント保有者として正当な権限を有する者により行われたものとみなし、当金庫は、不正利用その他の事故等により生じた損害について第27条を除き一切責任を負わないものとします。また、アカウント情報が不正利用されたことにより当金庫に損害が生じた場合、当該アカウントを保有するジモッペイアカウント保有者は当該損害を賠償するものとします。
第５条 ジモッコインの購入
１．ジモッペイアカウント保有者は、当金庫所定の方法により、ジモッコインを購入することができます。ジモッコインの購入金額の下限は1,000円とし、最低購入単位は1,000円とします。当金庫は、ジモッペイアカウント保有者がジモッコインの購入手続を完了した時点で、当該ジモッペイアカウント保有者に対してジモッコインを発行するものとします。なお、ジモッコインには利息はつきません。購入されたジモッコインは、ジモッペイアカウントに残高として記録される形で、発行されます。
２．ジモッペイアカウントのジモッコイン残高の上限は10万円です。ジモッコイン残高の上限を超えることとなる取引及びジモッコインの保有はできません。
３．ジモッペイアカウント保有者は、当金庫の保有普通預金口座のドットコムダイレクト契約を用いて、ジモッペイアカウントと口座連携することができます（犯罪収益移転防止法に基づく本人確認済）。この場合、ジモッコイン残高の上限は50万円です。この場合もジモッペイ残高の上限を超えることとなる取引及びジモッコインの保有はできません。
４．ジモッペイアカウント保有者は、購入手続の完了後、ジモッコインの購入を取り消すことはできません。
第６条 ジモッコインによる決済
１．ジモッペイアカウント保有者は、ジモッコインを、1コインを1円相当額として加盟店における対象商品等の代金の決済に利用できるものとします。
２．加盟店における対象商品等の代金等の決済に際して使用できるジモッコインは、ジモッペイアカウントの残高の上限を1回あたりの上限とします。
３．ジモッペイアカウント保有者は、対象商品等の代金等の決済をするときにジモッコインでの決済を希望する場合、当金庫所定の方法でジモッコインによる決済を指定するものとします。①ジモッペイアカウント保有者は、自己の端末上における決済操作に先立ち、自己の端末上に決済先及び金額の確認画面を表示させた上、加盟店に対して提示するものとします。また、②ジモッペイアカウント保有者は、決済完了時に自己の端末上に表示される決済完了画面を加盟店に対して提示するものとします。ただし、当金庫が利用者との間で非対面取引を行うことを認めた加盟店と非対面にて決済を行う場合、利用者は、上記①及び②の手続に代えて、自己の端末上における決済操作に先立ち、自己の端末上の決済先及び金額の確認画面を十分に確認するものとします。
４．前項の規定に従って決済操作のなされた対象商品等の代金等の金額が、決済を行うジモッペイアカウント保有者のジモッペイアカウントに記録されたジモッコインの残高の範囲内である場合、当金庫は、当該残高から対象商品等の代金等に相当する額のジモッコインを減算します。当該減算がなされ、かつ当該減算相当額が加盟店に計上された時点で、ジモッペイアカウント保有者は、加盟店に対する対象商品等の代金等の支払義務を免れるものとします。
５．前項の定めにかかわらず、前項に基づきジモッコインによる決済が指定された場合において、対象商品等の代金等に相当する額がジモッコインの残高を超過するとき（以下その差額を「超過金額」といいます。）、ジモッペイアカウント保有者は、超過金額を現金その他の方法で加盟店に対して支払うものとします。
６．当金庫は、ジモッペイアカウント保有者と加盟店との間の対象商品等又はその他一切の取引（利用者と加盟店との間で非対面取引が行われる際に、利用者から加盟店にジモッペイアカウント番号その他の情報を提供することを含みます。）について、当事者、代理人、仲介人等にはならず、その成立、有効性、履行等に関し、いかなる法的責任も負わないものとします。ジモッコインを利用した取引に債務不履行、返品、瑕疵その他の事由に基づく問題が生じた場合であっても、当金庫はジモッコインの返還を行う義務を負わず、ジモッペイアカウント保有者と加盟店との間で解決するものとします。
７．前項の定めにかかわらず、ジモッペイアカウント保有者と加盟店との間の対象商品等の取引が当金庫所定の方法によって取消又は解除された場合、当金庫は、当金庫の裁量により、当該ジモッペイアカウント保有者のジモッペイアカウントに、第4項又は第5項に基づき差し引いたジモッコインを返還することがあります。
第７条 ジモッペイの譲渡及び譲受
１．ジモッペイは、次項及び次々項の場合を除いて、第三者に対して、有償無償を問わず、譲渡することはできません。
２．ジモッペイアカウント保有者は、自ら保有するジモッコインの残額の範囲内で、他のジモッペイアカウント保有者に対して、指定する額のジモッコインを譲渡することができます。また、他のジモッペイアカウント保有者から、ジモッコインを譲り受けることができます。1回に譲渡できる額は10万コイン（10万円相当額）以内、且つ、同一月内に30万コイン（30万円相当額）以内とします。なお、ジモッポイントの譲渡はできません。
３．前項のジモッコインの譲渡があった場合、譲渡の指定がされた額相当が譲渡人のジモッコインから減算されるとともに、指定された額相当が譲受人のジモッコインに加算され、譲受人は自らのジモッコインとして保有することになります。
４．当金庫は、ジモッコインの譲渡人と譲受人との間の取引その他の法律関係について、当事者、代理人、仲立人等にはならず、その成立、有効性、履行等に関していかなる法的責任も負わないものとします。万一、ジモッコインの譲渡後に、そのことに関連して譲渡人と譲受人の間で問題が生じた場合であっても、当金庫は、法令等に基づき義務付けられる場合を除いて、ジモッコインの返還等を行う義務を負わず、譲渡人と譲受人との間で解決するものとします。
第８条 ジモッコインの残高確認方法
１．ジモッペイアカウント保有者は、ジモッペイ内の残高確認画面（以下「残高確認画面」といいます。）において、ジモッコインの残高を確認することができます。
２．一部の加盟店においては、システムの不備その他の理由により、ジモッペイアカウント保有者が使用したジモッコインが即時にその保有残高から引き落とされない結果、残高確認画面において表示されるジモッコインの残高と当該ジモッペイアカウント保有者の実際の保有残高が異なることがあります。
第９条 ジモッコインの払戻等
１．ジモッコインの払戻や換金は、以下の各号に規定する場合を除き、ジモッペイアカウント保有者が、当金庫所定の方法によりジモッペイアカウントを閉鎖した場合であってもできません。
（１）資金決済に関する法律により前払式支払手段発行者として当金庫が払戻を義務づけられると当金庫が認めた場合
（２）やむを得ない事情により、ジモッペイアカウント保有者が、ジモッコインを加盟店において第10条第1項に規定する有効期限の範囲内で継続的に利用することが著しく困難になったと当金庫が認めた場合
２．前項の定めにかかわらず、当金庫が経済情勢の変化、法令の改廃その他当金庫の都合によりジモッペイの取扱いを全面的に廃止した場合には、法令の手続に従い、ジモッコインの残高の払戻を行うものとします。
３．第1項第2号に基づいてジモッコインの払戻が行われる場合、ジモッペイアカウント保有者は、当該払戻額の10％に500円を加算した金額及びこれに対する消費税を払戻手数料として当金庫所定の方法により支払うものとします。ただし、ジモッペイアカウント保有者のジモッペイアカウント残高が払戻手数料の金額に満たない場合は、第1項の払戻を受けることができないものとします。
４．第1項及び第2項の規定にかかわらず、加盟店ではジモッコインの払戻を受けることはできません。
第１０条 ジモッコインの有効期限、ジモッペイアカウントの閉鎖
１．ジモッコインの有効期限は、ジモッペイアカウント保有者の残高確認画面上において最後に残高の加算又は減算が記録された日から3年後の応当日の属する月の末日（以下「有効期限日」といいます。）とし、有効期限日の翌日の0時をもって失効するものとします。有効期限を過ぎた未使用のジモッコインは消滅するものとし、その後の利用又は払戻を受けることはできないものとします。
２．当金庫は、特定のジモッペイアカウント保有者が第13条に列挙する事由に該当する場合又はジモッペイアカウント保有者の残高確認画面上において最後に残高の加算又は減算が記録された日から3年間の間に当該アカウントにおける残高の加算又は減算が記録されない場合、当該ジモッペイアカウント保有者のジモッペイアカウントを閉鎖することができます。閉鎖されるジモッペイアカウントにジモッコインが残っている場合、当該残高に係るジモッコインは、ジモッペイアカウントの閉鎖と同時に失効するものとします。ただし、取引の決済や商品の郵送等取引の手続が未完のものがある場合は閉鎖することができません。
３．当金庫は、第9条第1項に定める場合を除き、失効したジモッコインに相当する金額の返金を行わないものとします。
４．当金庫は、前項の措置により生ずるジモッペイアカウント保有者の損害について、一切の責任を負わないものとします。
５．ジモッペイアカウントが閉鎖された場合（次条に定める退会の場合を含みます。）その他ジモッペイが利用できなくなった場合、当該終了時点又は当金庫が別途定めた場合には当該時点で、ジモッペイアカウントに残っているジモッコイン、ジモッポイント、クーポンその他のジモッペイに関連してジモッペイアカウント保有者が保有する一切の権利は自動的に失われるものとします。かかる場合、当金庫は、ジモッペイアカウント保有者が閉鎖時点で保有している、ジモッコイン、ジモッポイント、クーポンその他のジモッペイに関連して保有する一切の権利について、一切の補償又は返還等を行う義務を負わないものとします。
第１１条 ジモッペイアカウント保有者による退会
１．ジモッペイアカウント保有者は、本規約に定める条件及び当金庫所定の方法により自らのジモッペイアカウントを閉鎖すること（以下「退会」といい、閉鎖されるジモッペイアカウントを「閉鎖アカウント」といいます。）ができます。
２．前項に基づく退会と同時に、当該ジモッペイアカウント保有者はジモッペイを利用することができなくなるものとします。かかる場合、当金庫は、当該ジモッペイアカウント保有者のアカウントに関するデータを削除することができるものとします。
３．当金庫は、第1項に基づく退会後も、当該ジモッペイアカウント保有者がジモッペイに登録した情報を保有又は利用することができるものとし、ジモッペイアカウント保有者はこれを了承するものとします。
４．ジモッペイアカウント保有者は、第1項に基づく退会後においても、退会時点で当金庫又はその他の第三者に対して本規約に基づき負担する一切の義務及び債務(損害賠償支払債務を含みますが、これに限られません。)を免れないものとします。
５．当金庫は、第1項に基づく退会により当該ジモッペイアカウント保有者及びその他の第三者に生じた損害につき、一切責任を負わないものとします。
６．ジモッペイアカウント保有者が、第1項に基づく退会後、再度ジモッペイアカウントの開設を希望する場合は、再度本規約に従って、新しいジモッペイアカウントを開設しなければならないものとします。ジモッペイアカウント保有者が新しいジモッペイアカウントを開設した場合においても、ジモッペイアカウント保有者は、当該ジモッペイアカウント保有者が退会前に利用できた取引履歴等の情報及び当該ジモッペイアカウント保有者が保有していたジモッペイに関する又はジモッペイに関連して保有する一切の権利（ジモッコイン残高、ジモッポイント残高を含むがこれに限られません。）が新しいジモッペイアカウントに引き継がれないことを了承するものとします。
第１２条 ジモッペイアカウント保有者としての遵守事項
１．ジモッペイアカウント保有者は、以下の各号に該当する行為又はそのおそれのある行為を行ってはならないものとします。
（１）法令又は本規約及び本規約に付随して制定される特約、ガイドライン、マニュアル等（以下総称して「本規約等」という。）に違反する行為
（２）公序良俗に反する行為
（３）現金の送金を目的としてジモッペイを利用する行為その他当金庫がショッピング枠の現金化を目的とすると判断する行為
（４）当金庫又は第三者の財産権（知的財産権を含みます。）、肖像権、名誉、プライバシーその他の権利を侵害する行為
（５）ジモッペイアカウント保有者によるジモッペイの利用に関連して、ジモッペイアカウント保有者自らが又は当金庫が法令上に基づく監督官庁等への届出、許認可等を要する行為
（６）当金庫又は当金庫の提供する商品若しくはサービスの社会的評価を低下させる行為
（７）ジモッペイの正常な提供又は運営を妨げる行為
（８）不正アクセス、有害なコンピュータプログラム等の送信、その他当金庫システムの正常な運用を妨げる行為
（９）他の人物又は企業その他の団体を名乗る行為
（10）他人のジモッペイアカウントを利用してジモッペイを利用する行為
（11）商業用の広告、宣伝を目的とした行為
（12）当金庫ウエブサイトにおいて、当金庫又はジモッペイの信用を害するようなウエブサイトその他当金庫がその裁量により不適切と判断するウエブサイトへのリンクを貼る行為
（13）選挙運動に関するあらゆる行為
（14）マネーローンダリング目的でジモッペイアカウントを保有し、又はジモッペイアカウントをマネーローンダリングに利用する行為その他のマネーローンダリングに関するあらゆる行為
（15）反社会的勢力に対する利益供与その他の協力行為
（16）宗教活動又は宗教団体への勧誘行為
（17）他人の個人情報、登録情報、利用履歴情報などを、不正に収集、開示又は提供する行為
（18）当金庫システムに支障を与える行為、BOT、チートツール、その他の技術的手段を利用してサービスを不正に操作する行為、当金庫のシステムの不具合を意図的に利用する行為、その他当金庫による電子マネー事業の運営又は他のジモッペイアカウント保有者によるこれらの利用を妨害し、これらに支障を与える行為
（19）ジモッペイを提供する目的から逸脱した行為
（20）ジモッペイの利用を行わないよう誘因する行為
（21）前各号に定める他、当金庫がその裁量により不適当であるとみなす行為、またジモッペイの運営方針に外れるとみなす行為
２．ジモッペイアカウント保有者は、ジモッペイ又はジモッペイアカウントに関し、以下に記載することを行ってはなりません。
（１）預金目的でジモッペイアカウント又はジモッコインを保有又は利用（譲渡及び譲受を含みます。以下本条において同じです。）する行為
（２）不正な方法によりジモッコインを取得し、又は不正な方法で取得されたジモッコインであることを知って利用する行為
（３）ジモッペイアカウント又はジモッコインを偽造若しくは変造し、又は偽造若しくは変造されたジモッコインであることを知って利用する行為
（４）ジモッコインを当金庫所定の方法以外の方法で、現金、財物その他の経済上の利益と交換する行為
（５）上記のいずれかに該当する行為を援助又は助長する行為
第３章 雑則
第１３条 ジモッペイの利用停止及びジモッペイ利用資格の取消
１．当金庫は、ジモッペイアカウント保有者が以下のいずれかの事由に該当した場合には、何らの催告なしにジモッペイアカウント保有者によるジモッペイの全部又は一部の利用を停止することができ、又はジモッペイアカウント保有者のジモッペイアカウントを削除しジモッペイを利用する資格を取り消すことができるものとします。この場合、当金庫は、その理由を説明する義務を負わないものとします。
（１）法令又は本規約に違反したとき
（２）ジモッペイアカウント保有者の登録した情報が虚偽の情報であるとき
（３）ジモッペイアカウント保有者の登録した情報が既存の登録と重複しているとき
（４）パスワードの入力に関して当金庫が判断する一定回数以上の入力ミスがあったとき
（５）当金庫所定の一定期間内に一定回数以上のログインがなかったとき
（６）支払停止若しくは支払不能の状態に陥ったとき
（７）差押、仮差押その他の強制執行、強制競売又は滞納処分の申立てを受けたとき
（８）破産又は民事再生の申立てがあったとき
（９）決済事業者又は収納代行業者から、ジモッペイアカウント保有者によるジモッペイの利用停止をさせるよう要請があった場合又はジモッペイアカウント保有者に対する決済サービスの提供停止措置がとられたとき
（10）本規約に基づく当金庫からジモッペイアカウント保有者への本人確認の求めに対して、当該ジモッペイアカウント保有者が当金庫の指定した期限又は合理的な期間が経過するまでに応じなかったとき
（11）前各号の他、ジモッペイアカウント保有者との取引継続を困難とする相当の事由が生じたとき
２．ジモッペイアカウント保有者が前項各号（第4号及び第5号を除きます。）の事由のいずれかに該当した場合には、ジモッペイアカウント保有者は、当金庫に対する一切の債務につき当然に期限の利益を失うものとします。
３．当金庫は、ジモッペイアカウント保有者につき第1項各号に定める事由が生じた可能性があると認めた場合、違法行為への関与が疑われる場合その他当金庫が必要と認める場合には、当該ジモッペイアカウント保有者が関与する取引の停止又は解除その他の措置をとることができるものとします。
４．本条に定める措置は、当金庫のジモッペイアカウント保有者に対する損害賠償の請求を妨げないものとします。
５．当金庫は、本条に定める措置によりジモッペイアカウント保有者に生じた損害につき一切責任を負わず、利息その他名目を問わず追加の金銭を支払わないものとします。
第１４条 反社会的勢力に関する表明等
１．ジモッペイアカウント保有者は、ジモッペイアカウント保有者又はジモッペイアカウント保有者の役員が現在、次の各号に規定する者（以下「反社会的勢力」といいます。）に該当しないことを表明し、かつ、将来にわたっても反社会的勢力に該当しないことを確約します。
（１）暴力団（暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律（平成3年法律第77号。以下「暴対法」といいます。）第2条第2号に規定する暴力団をいいます。）
（２）暴力団員（暴対法第2条第6号に規定する暴力団員をいいます。）
（３）暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者
（４）暴力団準構成員
（５）暴力団関係企業
（６）総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ、政治活動標ぼうゴロ、又は特殊知能暴力集団
（７）前各号に定める者と密接な関わり（前各号に定める者がその経営を支配し又は経営に実質的に関与していると認められる関係、不当に前各号に定める者を利用していると認められる関係、資金その他の便益提供行為をしているとの認められる関係、その役員又は経営に実質的に関与している者が暴力団等と社会的に非難されるべき関係を含みますが、これらに限りません。）を有する者
（８）その他前各号に準じる者
２．ジモッペイアカウント保有者は、自ら又はその関係者が、直接的又は間接的に、次の各号に該当する行為を行わないことを確約します。
（１）暴力的な要求行為
（２）法的な責任を超えた不当な要求行為
（３）取引に関して、脅迫的な言動（自己又はその関係者が前項に定める者である旨を伝えることを含みますが、これに限りません。）をし、又は暴力を用いる行為
（４）風説を流布し、偽計を用い又は威力を用いて当金庫の信用を毀損し、又は当金庫の業務を妨害する行為
（５）その他前各号に準じる行為
３．当金庫は、ジモッペイアカウント保有者が第1項の表明保証に関して虚偽の申告をなし、又は前各項の確約に違反したと判断した場合は、ジモッペイアカウント保有者に何らの催告なく当金庫のサービス利用を停止し、ジモッペイを利用する資格を取り消すことができるものとします。
４．前条第2項及び第3項の規定は、前項の措置にも準用するものとします。
第１５条 ジモッポイント
１．ジモッペイアカウント保有者は、第5条第1項に基づきジモッコインを購入する場合にジモッポイントが当金庫から付与されることがあります。また、第6条第1項に基づき加盟店における対象商品等の代金等の決済にジモッコインを利用する場合に、ジモッポイントが加盟店から付与されることがあります。
２．前項に定めるほか、当金庫は、随時当金庫が定める時期及び方法により、ジモッペイアカウント保有者に対してジモッポイントを付与することがあります。
３．ジモッペイアカウント保有者は、前二項に基づき付与されたジモッポイントにつき、ジモッペイにおいて1ポイントを1円相当額として対象商品等の代金等の決済に利用できるものとします。ただし、当金庫が別途ジモッペイにおいてジモッポイントの利用条件を定めた場合には、当該定めに従うものとします。
４．ジモッペイアカウント保有者は、ジモッポイントを、ジモッペイにおける対象商品等の代金等の決済以外の、現金、財物、ジモッコインその他の経済的利益と交換することはできません。また、当金庫は、法令上必要な場合を除き、理由の如何を問わず、ジモッポイントの払戻を一切行いません。
５．ジモッペイアカウント保有者は、ジモッポイントを獲得した日から1年後の応当日の属する月の末日を有効期限として、当該有効期限まで、ジモッポイントを利用することができます。有効期間を過ぎた未使用のジモッポイントは有効期限日の翌日の0時をもって消滅するものとし、その後利用することはできないものとします。また、ジモッポイントの有効期限の起算点は、当該ジモッポイントを当初取得した日とします。なお、デジタル商品券事業等において地方公共団体が発行するポイント等、一部のポイントでは任意の有効期限が設定される場合があります。
６．当金庫がジモッペイアカウント保有者にジモッポイントを付与した後に、ジモッポイントの付与を取り消すことが適当であると当金庫が判断する事由があった場合、当金庫は、ジモッペイアカウント保有者に付与されたジモッポイントを取り消すことができるものとします。
７．理由の如何を問わず、ジモッペイアカウント保有者について、ジモッペイアカウントが閉鎖された場合又はジモッペイを利用する資格を喪失した場合には、当該ジモッペイアカウント保有者が保有するジモッポイントはすべて失効し、以降利用し又は払戻を受けることはできないものとします。
第１６条 その決済順位
１．ジモッペイアカウント保有者が、加盟店において、ジモッペイアカウントに残高として記録されている電子マネーを利用して代金等の決済を行う場合、ジモッペイアカウント内のジモッコイン、ジモッポイント（ただし、当該加盟店で決済に利用することが当金庫に承認されているものに限ります。）の残高は、有効期限が早く到来するものから使用されるものとします。
２．前項に定める場合において、ジモッペイアカウント内に残高として記録されている複数の電子マネーの有効期限が同一の場合、次の順位で使用されるものとします。
（１）ジモッポイント
（２）ジモッコイン
３．前二項にかかわらず、ジモッペイアカウント保有者は、代金等の決算時において、自己の端末上でジモッペイアカウントに残高として記録されている電子マネーのうち、いずれの種類の電子マネーを利用して代金等の決済を行うかを選択できるものとします。
第１７条 当金庫システム
当金庫は、ジモッペイを提供するための当金庫のシステム（以下「当金庫システム」といいます。）を構成するハードウェア、ソフトウェア及びデータベース、並びに当金庫システムにより表示されるWebサイト及びアプリケーション画面その他の画面等について、当金庫の裁量により自由にその仕様を変更することができるものとします。
第１８条 ジモッペイの一時停止
１．当金庫は、ジモッペイの運営又は当金庫システムの保守運用上の必要が生じた場合、システムに負荷が集中した場合、サービスの運営に支障が生じると当金庫が判断した場合、ジモッペイアカウント保有者のセキュリティを確保する必要があると判断した場合その他当金庫の裁量により必要であると判断した場合には、ジモッペイアカウント保有者に事前に通知することなく、ジモッペイの全部又は一部の提供を一定期間停止することができるものとします。
２．天災地変、戦争、内乱、法令（日本及び日本以外の国又は地域の制定するものを含みます。以下同じ。）の改廃・制定、公権力の処分、経済情勢の著しい変動その他不可抗力により、ジモッペイの履行不能又は遅延が生じたときであっても、当金庫は一切責任を負わないものとします。
３．第1項の場合も、当金庫は、ジモッペイアカウント保有者に対し、損害賠償等の責めを負わないものとします。
第１９条 ジモッペイの終了
１．当金庫は、当金庫の裁量により、ジモッペイアカウント保有者への事前通知をすることなく、いつでもジモッペイの全部又は一部を終了及び変更することができるものとします。
２．当金庫は、前項のジモッペイの終了及び変更による損害について、ジモッペイアカウント保有者及び第三者に対して一切責任を負わないものとします。
第２０条 本規約等の変更・廃止
１．当金庫は、相当の事由があると判断した場合には、当金庫の判断により、本規約又は民法第548条の4第1項第2号の規定に従い、本規約等をいつでも変更又は廃止することができるものとします。
２．当金庫は、本規約等を変更又は廃止するときは、ジモッペイアカウント保有者に通知し、又は当金庫のホームページにおける表示により告知するものとします。
３．ジモッペイアカウント保有者が本規約等の変更に同意した場合、本規約等の変更の効力が生じた後、ジモッペイアカウント保有者がジモッペイを利用した場合（この場合には、変更後の本規約等に同意したものとみなします。）又は民法第548条の4第1項第2号の規定に従った本規約等の変更の効力が生じた場合、変更後の本規約等が適用されるものとします。
第２１条 ジモッペイアカウント保有者間の紛争
１．当金庫が別途明示的に定めた場合を除き、当金庫は、ジモッペイアカウント保有者がジモッペイを利用して行うジモッペイアカウント保有者同士の紛争に関し、当事者、代理人又は仲立人とならないものとします。
２．当金庫が別途明示的に定めた場合及び当金庫に責めがある場合を除き、ジモッペイアカウント保有者は、ジモッペイアカウント保有者間で紛争が生じた場合には、すべてジモッペイアカウント保有者の責任と負担において解決するものとします。また、当該紛争に関して当金庫が対応費用等（弁護士費用を含みますがこれに限られません。）の支出を余儀なくされた場合、ジモッペイアカウント保有者はその全額を当金庫に支払うものとします。
第２２条 知的財産権
ジモッペイにおける文章、イラスト、写真、動画、プログラムその他一切のコンテンツの著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の知的財産権その他一切の権利は当金庫に帰属します。ジモッペイアカウント保有者は、あらかじめ当金庫の書面の承諾を得た場合を除き、これらの複製、改変、公衆送信、販売その他二次利用はできないものとします。
第２３条 加盟店契約の解除
１．当金庫は、個人情報保護宣言、個人データの安全管理に係る取扱要領、個人情報の保護と利用に関する規程、等に従って個人情報等を取り扱うものとします。
２．ジモッペイアカウント保有者は、ジモッペイの利用前に、ジモッペイ上で、当金庫の個人情報保護宣言を必ず確認し、その内容に同意した上でジモッペイを利用するものとします。
３．ジモッペイアカウント保有者は、ジモッペイを通じて得た個人情報等に関して、ジモッペイの利用の範囲内においてのみ利用することができ、それ以外の利用はできないものとします。
４．ジモッペイアカウント保有者は、ジモッペイを利用するにあたり、ジモッペイアカウントの登録に必要な場合その他当金庫が必要と認める場合を除き、個人情報を登録、投稿等してはならず、本項に違反して個人情報を登録、投稿等したことに伴い発生する一切の責任はジモッペイアカウント保有者が負うものとし、当金庫は一切の責任を負わないものとします。
第２４条 インターネット接続環境
１．ジモッペイの利用には、インターネットに接続する必要があり、ジモッペイアカウント保有者の費用と責任において、ジモッペイを利用するために必要となる通信回線・機器・ソフトウェアその他一切の手段を用意するものとします。
２．当金庫は、前項の機器等の準備、設置、操作に関し、一切保証又は関与せず、ジモッペイアカウント保有者に対するサポートも行いません。また、当金庫は、ジモッペイがあらゆる機器等に適合することを保証するものではありません。
３．ジモッペイアカウント保有者は、ジモッペイを利用する過程で、種々のネットワークを経由することがあることを理解し、接続しているネットワークや機器の種類等によっては、それらに接続したり、それらを通過するために、データや信号等の内容が変更されたりする可能性があることを理解した上で、ジモッペイを利用するものとします。
４．ジモッペイアカウント保有者がインターネット回線を通じて行うジモッペイへの入力、アカウントの閉鎖その他の手続は、当金庫のサーバーに当該手続に関するデータが送信され、当金庫のシステムに当該手続の内容が反映された時点をもって有効に成立するものとします。
第２５条 端末の盗難・紛失等
ジモッペイアカウント保有者がジモッペイの利用のために使用するスマートフォン等の端末の盗難・紛失があった場合、ジモッペイアカウント保有者のアカウント情報が詐取・漏洩にあった場合、その他ジモッペイの不正利用の可能性が生じた場合、ジモッペイアカウント保有者は直ちに当金庫所定のジモッペイ利用停止手続を行うものとします。
第２６条 損害賠償
１．ジモッペイアカウント保有者が本規約に違反した場合、故意過失を問わず、当該ジモッペイアカウント保有者が、当該違反により損害を受けたジモッペイアカウント保有者及び第三者に対する損害賠償責任を含む、一切の責任を負うものとします。また、ジモッペイアカウント保有者がかかる違反行為を行ったことにより、当金庫が損害を被った場合には、当事者は連帯して当該損害を賠償するものとします。
２．当金庫は、当金庫によるジモッペイの提供の停止、終了又は変更、ジモッペイアカウントの閉鎖、ジモッペイの利用によるデータの消失又は機器の故障、ジモッペイアカウント保有者がジモッペイの利用のために使用するスマートフォン等の端末の盗難・紛失、ジモッペイアカウント保有者のアカウント情報の詐取・漏洩等、その他ジモッペイに関連してジモッペイアカウント保有者が被った損害につき、賠償する責任を一切負わないものとします。消費者契約法の適用その他の理由により、当金庫が損害賠償責任の免責を受けない場合であっても、当金庫の責任は、当金庫の過失（重過失を除きます。）による債務不履行又は不法行為によりジモッペイアカウント保有者に生じた損害のうち現実に発生した直接かつ通常の損害に限り、かつ、ジモッペイに関連して過去1年間にジモッペイアカウント保有者が当金庫に支払った総額を上限とします。
第２７条 不正利用に係る補償制度
１．当金庫は、次号の原因により、ジモッペイアカウント保有者が被った損害に対して、本条の定めに従って、補償（以下「本補償」といいます。）を行うものとします。
（１）ジモッペイアカウントに関する情報又はジモッペイアカウント保有者の端末が盗取若しくは詐取され又は紛失し、ジモッペイアカウント保有者が意図せずにジモッペイアカウント又はジモッコインならびにジモッポイントが不正利用されたこと
２．前項の損害は、ジモッペイアカウント及びジモッコインならびにジモッポイントの不正利用によって、ジモッペイアカウント保有者の意思に反して不正な決済等が行われた時点をもって損害が発生したものとみなします。
３．ジモッペイアカウント保有者は、自らのジモッペイアカウントが閉鎖された時点以降は本補償を請求することができず、また、ジモッペイの全部又は一部の利用が停止されている期間又はジモッペイの提供が中止若しくは中断している期間は、本補償を請求することはできないものとします。
４．以下の各号のいずれかに該当する場合、本補償は行われないものとします。
（１）損害を発生させた不正利用に、ジモッペイアカウント保有者又はジモッペイアカウント保有者関係者が関与した場合
（２）ジモッペイアカウント保有者が第6項に基づき当金庫に通知又は提出した内容に虚偽があった場合
（３）ジモッペイアカウント保有者の端末の管理に不備があったことを原因として生じた不正利用の場合
（４）不正行為により、ジモッペイアカウント保有者又はジモッペイアカウント保有者関係者が違法な利益を得た場合
（５）本規約に違反している場合
（６）戦争、地震など著しい社会秩序の混乱の際に生じた不正利用である場合
（７）その他、当金庫が不適当と判断する場合
５．本補償の内容は、次の各号に定める内容とします。
（１）当金庫は、当金庫が不正利用によりジモッペイアカウント保有者に損害が発生した旨の通知をジモッペイアカウント保有者から受理した日（以下「受理日」といいます。）の 30日前以降、受理日までの31日間にジモッペイアカウント保有者等以外の第三者に不正利用されたジモッコイン及びジモッポイント相当額から、当金庫以外の第三者から回収できた金額（第三者から補償を受けた金額を含みます。）を差し引いた金額（以下「補償対象損害金額」といいます。）を、次号に定める補償限度額の範囲内で補償します。
（２）当金庫が本補償を行う補償対象損害金額の上限（以下「補償限度額」といいます。）は、一事故（一事由又は同一原因による一連の事由により発生した損害をいいます。）あたり、10万円（口座連携をしている場合は、50万円）とします。ただし、前号で定める補償対象損害金額が補償限度額を超過する場合は、ジモッペイアカウント保有者のご利用状況や警察当局による捜査結果等を踏まえ、補償限度額を超えた補償をすることがあります。
（３）当金庫は、本規約に定める補償を当金庫所定の時期及び方法（ジモッコイン及びジモッポイント相当額の付与を含みます。）により行うものとします。なお、補償を行う際に発生する手数料は、当金庫の負担とします。
６．ジモッペイアカウント保有者は、本補償の対象となる損害が発生したことを知った場合には、次の各号に定める対応を行わなければなりません。なお、ジモッペイアカウント保有者が正当な理由なく本項の規定に違反したと当金庫が認める場合は、当金庫は、ジモッペイアカウント保有者が被った損害に対して、本補償を行わないものとします。
（１）その損害について､直ちに警察署に申告するとともに、損害の発生並びにジモッペイアカウント保有者等が当金庫以外の第三者から受けられる補償の有無及び内容（既に補償を受けた場合には、その事実を含みます。）を当金庫に遅滞なく通知すること。
（２）不正利用者の発見に努力又は協力すること。
（３）その他損害の発生及び拡大の防止に必要な努力をすること。
（４）当金庫が特に必要とする書類又は証拠となるものを求めた場合は、遅滞なく、真正な書類又は証拠を提出し、また当金庫が行う調査に協力すること。
７．当金庫が本補償を行った場合、ジモッペイアカウント保有者は、本補償を受けた金額の限度で、不正利用に関する権利を当金庫に譲渡することに同意するものとします。
８．当金庫は、ジモッペイの運営又は当金庫システムの保守運用上の必要が生じた場合、システムに負荷が集中した場合、サービスの運営に支障が生じると当金庫が判断した場合、ジモッペイアカウント保有者のセキュリティを確保する必要があると判断した場合その他当金庫の裁量により必要であると判断した場合、ジモッペイアカウント保有者に事前に通知することなく、本補償を中止又は中断することができるものとします。当金庫は、本補償を中止又は中断している間にジモッペイアカウント保有者に損害が生じた場合、責任を負いません。
第２８条 登録事項の変更
１．ジモッペイアカウント保有者は、当金庫所定の登録事項に変更があったときは、当金庫所定の手続により、当金庫に通知するものとします。
２．前項の登録事項に変更があったにもかかわらず、ジモッペイアカウント保有者が当金庫に対して通知していない場合、当金庫は、登録事項に変更がないものとして取り扱うことができるものとします。
３．ジモッペイアカウント保有者が第1項の通知を行わなかったことにより生じた損害については、当金庫は一切責任を負わないものとします。
第２９条 通知
１．ジモッペイに関する当金庫からジモッペイアカウント保有者への通知・連絡は、当金庫が運営するホームページ又はアプリケーション内の適宜の場所への掲示その他、当金庫が適当と判断する方法により行うものとします。当金庫は、個々のジモッペイアカウント保有者に通知及び連絡をする必要があると判断した際、ジモッペイアカウント保有者情報の電子メールアドレスへの電子メール又はアプリケーションのメッセージング機能等を用いて通知及び連絡を行うことがあります。
２．当金庫からの通知及び連絡が不着であったり遅延したりといったことによって生じる損害について、当金庫は一切の責任を負いません。
３．ジモッペイアカウント保有者が当金庫に通知、連絡又は問い合わせをする必要が生じた場合、当金庫ホームページのお問い合わせフォームを利用又はアプリ内のお問い合わせ先へ連絡するものとします。当金庫は、係る連絡又は問い合わせがあった場合、当金庫所定の方法により、ジモッペイアカウント保有者の本人確認を行うことができるものとします。また、問い合わせに対する回答方法に関しては、当金庫が適切と考える回答方法を利用することができるものとし、その回答方法をジモッペイアカウント保有者等が決めることはできないものとします。
第３０条 契約上の地位
１．ジモッペイアカウント保有者は、当金庫の書面による事前の承諾なく、本規約に基づく契約上の地位又は本契約に基づく権利若しくは義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、貸与その他の処分をすることはできないものとします。
２．当金庫がジモッペイに係る事業を第三者に譲渡する場合、当該事業の譲渡に伴い、ジモッペイアカウント保有者の本規約に基づく契約上の地位、本規約に基づく権利・義務及びジモッペイアカウント開設に伴い登録された情報その他の情報を、当金庫は当該事業の譲受人に譲渡することができるものとし、ジモッペイアカウント保有者は、かかる譲渡につき、あらかじめ承諾するものとします。
第３１条 お問い合せ窓口・金融ADR措置
１．当金庫のジモッペイに関するお問い合わせ窓口は以下のとおりです。
高知信用金庫 業務サポート部
TEL：088-882-2525
〒780-0822 高知市はりまや町２丁目４番４号
２．当金庫は、金融商品等に関する苦情・紛争を簡易・迅速に解決するために金融ADR措置を実施しています。当金庫が行うジモッペイに関連する苦情処理措置及び紛争解決措置につきましては、以下をご参照下さい。
第３２条 本規約の変更・廃止
１．当金庫は、当金庫の判断により、本規約又は民法第548条の4第1項第2号の規定に従い、本規約をいつでも変更又は廃止することができるものとします。
２．当金庫は、本規約を変更又は廃止するときは、加盟店に通知し、又は当金庫のウェブサイトにおける表示により告知するものとします。
３．加盟店が本規約等の変更に同意した場合、本規約の変更の効力が生じた後、加盟店が本サービスを利用した場合（この場合には、変更後の本規約に同意したものとみなします。）又は民法第548条の4第1項第2号の規定に従った本規約の変更の効力が生じた場合、変更後の本規約が適用されるものとします。
第３３条 準拠法
本規約は、日本語を正文とし、日本法に準拠し、日本法に従って解釈されるものとします。
第３４条 管轄
ジモッペイに起因又は関連して加盟店と当金庫との間に生じた紛争については高知地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
第３５条 誠実協議
本規約に定めのない事項又は疑義が生じた事項については、加盟店と当金庫で信義誠実の原則に従って協議し、円満に解決を図るものとします。
以 上